
病院の集患や採用活動において、Instagramは今や欠かせないツールとなっています。しかし「何を投稿すればいいかわからない」「医療広告ガイドラインが気になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、病院・クリニックがInstagramを効果的に活用するための戦略から具体的な投稿方法、実際の成功事例まで詳しく解説します。
フリースタイルエンターテイメントでは、Webサイト・採用サイト・医療系サイトや各種クリエイティブ制作の実績で培った【伝わるデザイン設計】を強みとしたInstagram運用やサポート支援が可能です。企業の広報・マーケティング担当の方で「少ない時間で効果的に運用したい」「見やすいアカウントに整えたい」「伸び悩みを改善したい」など、まずは一度ご相談ください。
【2026年最新】病院・クリニックがインスタを活用すべき理由

病院やクリニックがInstagramを活用すべき理由は、患者や求職者の行動様式が大きく変化しているからです。特に若い世代を中心に、医療機関の情報もSNSで検索する時代になっています。
Z世代の71.6%がインスタで情報収集している
サイバーエージェント次世代生活研究所が2025年に実施した調査によると、Z世代が最も利用しているSNSは「YouTube」で86.1%、次いで「LINE」85.8%、そして「Instagram」が71.6%という結果が出ています。
特に注目すべきは、Z世代の女性においてInstagramの利用率が非常に高く、情報収集や調べものをする際の主要なツールとして活用されている点です。これは野村総合研究所による2022年の調査でも裏付けられており、SNSで情報収集するZ世代女性の約78%がInstagramで情報収集を行っているというデータがあります。
つまり、今後の患者層や医療従事者を目指す若い世代にリーチするためには、Instagramでの情報発信が不可欠なのです。
ホームページだけでは伝えられない「雰囲気」が伝わる
病院やクリニックのホームページでは、診療科目や医師の経歴、設備情報などを詳しく掲載できます。しかしInstagramには、それとは異なる強みがあります。それは「院内の雰囲気」や「スタッフの人柄」を視覚的に伝えられるという点です。
特に、若い世代は就職先を選ぶ際に、「ここは自分に合っているだろうか」「教育体制や制度は整っているだろうか」という不安を抱えています。Instagramで日常的な投稿を見ることで、その不安が軽減され、エントリーのハードルを下げることができます。
写真や動画を通じて、清潔感のある待合室、笑顔で対応するスタッフ、最新の医療機器など、ホームページの文章だけでは伝えきれない「リアルな姿」を発信しましょう。
医療機関のSNS活用は年々増加している
医療機関によるSNS活用は年々増加しており、集患目的の美容クリニックや歯科医院だけではなく、総合病院が採用や地域活動の発信を目的としてInstagramを積極的に活用する動きが広がっています。
つまり、今Instagramを活用していない医療機関は、潜在的な患者や医療従事者を目指す若い世代との接点を逃している可能性があるということです。競合他院がすでにSNSで情報発信を始めている中、何もしなければ相対的に選ばれにくくなってしまいます。
病院・クリニックがインスタを活用する5つのメリット

病院やクリニックがInstagramを活用することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは主要な5つのメリットを解説します。
新患獲得・集患効果が期待できる
Instagramの大きなメリットは、新規患者の獲得に直結するという点です。検索や発見タブを通じて、あなたの病院・クリニックを知らなかった潜在患者にもアプローチできます。
例えば「渋谷歯科」「美容皮膚科新宿」といった地域名と診療科目を組み合わせたワードで検索する人は、まさにその地域で医療機関を探している見込み患者です。こうした人たちに対して、日々の投稿が「看板」の役割を果たすのです。
スタッフ採用の強化につながる
医療機関にとって、優秀なスタッフの確保は経営上の重要課題です。Instagramは採用活動のツールとしても非常に効果的です。
求職者は応募前に必ずといっていいほど、その医療機関の雰囲気や働く環境を調べます。その際、ホームページだけでなくInstagramも確認する人が増えています。日常的な投稿を通じて職場の雰囲気やスタッフの笑顔、研修の様子を発信することで、「ここで働きたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
地域活動の発信で信頼と親近感を高める
病院やクリニックは地域医療の担い手として、地域との繋がりを発信することで信頼と親近感を高められます。
地域のお祭りへの参加、健康教室の開催、学校での健康講話、地域清掃活動への参加など、医療以外の地域貢献活動を発信することで、「地域に根ざした病院」というイメージが浸透。大規模病院でありながら親しみやすさを演出できます。
医療機関を「病気のときだけ行く場所」から「日常的に地域を支える存在」へとイメージを転換させることが可能です。
ブランディング・認知度向上に効果的
認知度を高めることは、医療機関にとって重要な課題です。Instagramは視覚的なブランディングに優れたプラットフォームであり、統一感のある投稿を続けることで、病院のブランドイメージを確立できます。
例えば「最新設備を使った質の高い医療」「温かみのあるアットホームな雰囲気」「子育て世代に寄り添う病院」など、自院が目指すイメージに合わせた投稿を継続することで、そのイメージが地域に浸透していきます。
無料で始められ、コストパフォーマンスが高い
Instagramの大きな魅力は、初期費用がかからず、無料で始められるという点です。
Instagramはアカウント作成から投稿まで、すべて無料で行えます。もちろん、より多くの人にリーチするために有料のInstagram広告を活用する選択肢もありますが、まずは投稿(オーガニック投稿)のみでも十分な効果が期待できます。
スマートフォン1台あれば撮影から投稿まで完結するため、特別な機材や技術も不要です。費用対効果の面でも、非常に優れたマーケティングツールといえるでしょう。
【診療科目別】インスタ活用の戦略と投稿内容

一口に「病院・クリニック」といっても、診療科目によって最適なInstagram運用戦略は異なります。ここでは代表的な診療科目ごとに、効果的な投稿内容と戦略を解説します。
美容クリニック:ビフォーアフターとリール動画が鍵
美容クリニックにおいて、Instagramは最も相性の良いプラットフォームといえます。なぜなら、ターゲット層である20~40代の女性が最も活発に利用しているSNSだからです。
効果的な投稿内容
- 施術のビフォーアフター写真(※医療広告ガイドライン遵守が必須)
- 施術の流れや所要時間を紹介するリール動画
- よくある質問への回答(ダウンタイム、痛み、費用など)
- 院内の様子やカウンセリングルームの紹介
- 美容に関する豆知識やセルフケア方法
美容クリニックでは、リール動画を活用して施術の様子を短時間で紹介することが特に効果的です。ただし、ビフォーアフター写真を掲載する際は、治療内容・期間・費用・リスク・副作用などの詳細情報を必ず併記する必要があります。
歯科医院:治療への不安を解消する教育コンテンツ
歯科医院の場合、多くの患者が「痛い」「怖い」というイメージを持っています。Instagramでは、そうした不安を解消する情報発信が重要です。
効果的な投稿内容
- 痛みの少ない治療法の紹介
- 予防歯科の重要性と具体的なケア方法
- 子どもの歯の健康に関する情報(小児歯科の場合)
- 最新の設備や滅菌体制の紹介
- 院長やスタッフの人柄が伝わる投稿
- 治療の流れを図解でわかりやすく説明
歯科医院では、「正しい歯磨きの方法」「虫歯予防のポイント」など、患者にとって役立つ教育的なコンテンツが好まれます。こうした情報を継続的に発信することで、「この先生は丁寧に教えてくれる」という信頼感が生まれます。
小児科・産婦人科:親が安心できる院内紹介と育児情報
小児科や産婦人科のターゲットは、子育て中または妊娠中の親世代です。この層は情報収集に熱心で、Instagramを日常的に利用している人が多いという特徴があります。
効果的な投稿内容
- 子どもが安心して過ごせる待合室や診察室の紹介
- 予防接種のスケジュールやよくある質問
- 月齢別の成長の目安や育児のヒント
- 妊娠中の健康管理や栄養に関する情報
- 出産後の母体ケアや母乳育児のアドバイス
- スタッフの笑顔や子どもとの接し方が伝わる写真
出産を迎える女性に向けて出産や育児に関する情報を発信し、赤ちゃんの沐浴指導の様子や退院時の家族写真など、笑顔あふれる投稿をしましょう。入院後の様子がイメージできるような投稿は、妊婦さんの不安を和らげる効果もあります。
整形外科・リハビリ:リハビリ方法や予防のノウハウ共有
整形外科やリハビリテーション科では、患者自身が実践できる情報を発信することが効果的です。
効果的な投稿内容
- 自宅でできるストレッチやトレーニング方法
- 腰痛・肩こり予防のための姿勢改善アドバイス
- スポーツ障害の予防と早期発見のポイント
- リハビリの実際の様子や患者の声(許可を得て)
- 理学療法士による専門的なアドバイス動画
特にリール動画を活用して、正しいストレッチの方法を実演することは非常に効果的です。文章だけでは伝わりにくい動作も、動画なら一目でわかります。こうした実用的な情報は保存やシェアされやすく、フォロワー以外にもリーチが広がります。
インスタ投稿の種類と使い分け【フィード・リール・ストーリーズ】

Instagramには主に3つの投稿形式があります。それぞれの特性を理解し、目的に応じて使い分けることが、効果的な運用の鍵となります。
フィード投稿:病院・クリニックの専門性をじっくり伝える
フィード投稿は、Instagramの基本となる投稿形式です。プロフィールページに永続的に表示されるため、病院・クリニックのアーカイブとしての役割も果たします。
フィード投稿の特徴
- 削除するまで永続的に表示される
- 最大20枚までの写真または動画をカルーセル形式で投稿可能
- 長文のキャプション(説明文)が書ける
フィード投稿に適した内容
- 診療内容の詳しい説明
- 院内設備や医療機器の紹介
- 医師・スタッフの紹介
- 健康に関する専門的な情報
- お知らせ(休診日、診療時間変更など)
- イベントやセールの告知
フィード投稿では、1つのテーマについてじっくりと情報を伝えることができます。カルーセル機能を使えば、図解や説明を複数の画像に分けて投稿できるため、複雑な内容もわかりやすく伝えられるのがメリットです。
リール動画:短時間で院内の雰囲気や治療の様子を発信
リール動画は、Instagramが最も力を入れている機能で、短尺の動画コンテンツです。検索結果などに表示されやすく、フォロワー以外にも広くリーチする特徴があります。
リール動画の特徴
- 検索結果や発見タブに表示されやすく、拡散力が高い
- フォロワー以外にもリーチしやすい
リール動画に適した内容
- 院内ツアー(待合室→診察室→処置室の順に紹介)
- 診療の流れ
- スタッフの紹介
- 治療の流れをダイジェストで紹介
- よくある質問への回答
- 健康に関する豆知識を短くまとめて解説
リール動画は、文章を読むのが苦手な人や、忙しい人にも情報を届けやすい形式です。特に若い世代はリール動画を好む傾向があるため、新規フォロワー獲得には欠かせません。
ストーリーズ:日常の様子や質問募集でエンゲージメント向上
ストーリーズは24時間で自動的に消えるという特性を持つ投稿形式です。気軽に投稿できることから、日常的なコミュニケーションツールとして活用できます。
ストーリーズの特徴
- 投稿から24時間で自動削除される
- ハイライト機能で永続的に表示することも可能
- 外部リンクを設置できる(予約ページへの誘導など)
- アンケートや質問機能でフォロワーと交流できる
ストーリーズに適した内容
- 今日の診療の様子やスタッフの何気ない日常
- 質問募集(「健康に関する疑問を募集中」など)
- アンケート(「次回の投稿で知りたい内容は?」など)
- 緊急のお知らせ(急な休診、混雑状況など)
- イベントの様子
ストーリーズの質問機能を使えば、フォロワーから直接質問を受け付けることができます。
また、ストーリーズは24時間で消えるという特性から、フォロワーに「今見ないと」という意識を持たせる効果があります。毎日決まった時間にストーリーズを投稿することで、習慣的に見てもらえる可能性が高まります。
インスタ運用を成功させる5つのポイント

Instagramアカウントを開設しても、ただ投稿を続けるだけでは期待する効果は得られません。ここでは、運用を成功させるための5つの重要なポイントを解説します。
ターゲット(ペルソナ)を明確にする
Instagram運用で最も重要なのは、「誰に向けて発信するのか」を明確にすることです。ターゲットが曖昧なまま投稿を続けても、誰にも刺さらない発信になってしまいます。
ペルソナ設定の例を見てみましょう。
【小児科クリニックのペルソナ例】
- 30代女性、1歳の子どもを育てる専業主婦
- 初めての子育てで不安が多い
- インスタで育児情報を日常的に収集している
- 予防接種のスケジュールや子どもの発熱時の対応に不安を感じている
- できるだけ家から近く、優しい先生のいるクリニックを探している
このようにペルソナを具体的に設定することで、「どんな投稿をすれば喜ばれるか」「どんな情報を求めているか」が明確になります。その結果、投稿内容にも一貫性が生まれ、ターゲット層に刺さる発信ができるようになります。
投稿の軸をブラさずに継続する
アカウントのテーマや方向性を決めたら、その軸をブラさずに継続することが重要です。あれもこれもと情報を詰め込みすぎると、アカウント全体の統一感が失われ、何のアカウントなのかわからなくなってしまいます。
例えば、歯科医院であれば「予防歯科の重要性と日常のケア方法」、総合病院であれば「日々の活動報告と機能・施設紹介」といった明確な軸を持つことが大切です。
投稿を続けていると、時には反応が少ない時期もあるでしょう。しかし、そこで焦って全く違うテーマの投稿をしてしまうと、せっかく集まったフォロワーが離れてしまう可能性があります。
投稿頻度とタイミングを最適化する
Instagram運用において、継続的な投稿は非常に重要です。しかし、無理なペースで始めると続かなくなってしまうため、現実的な頻度設定が必要です。
推奨される投稿頻度
- フィード投稿:週2~3回
- リール動画:週1回
- ストーリーズ:できれば毎日、最低でも週3回
投稿のタイミングも重要です。一般的に、平日の昼休み(12~13時)や夕方以降(18~22時)、休日の午前中が反応の良い時間帯とされています。
ただし、アカウントによって最適な投稿時間帯は異なります。Instagramのインサイト機能(ビジネスアカウントで無料で利用可能)を使えば、フォロワーが最もアクティブな時間帯を確認できます。データを見ながら、自院に最適な投稿時間を見つけましょう。
インサイト分析でPDCAを回す
Instagramを効果的に運用するには、投稿しっぱなしではなく、データを分析して改善することが不可欠です。ビジネスアカウントに切り替えることで、無料で分析機能が使えるようになります。
チェックすべき主な指標
- リーチ数:投稿を閲覧したアカウントの数
- 閲覧数:投稿が閲覧された回数
- いいね数:投稿にいいね♡された回数
- 保存数:投稿が保存された回数
- プロフィールアクセス数:投稿からプロフィールを見に来たアカウント数
- 視聴維持率:動画がどれくらい長く再生されたかの割合
これらの数値を定期的に確認し、「どんな投稿が反応が良いか」「どの時間帯が効果的か」を分析しましょう。反応の良かった投稿の傾向を見つけ、次の投稿に活かすことで、着実にアカウントを成長させることができます。
【2026年最新版】Instagramインサイトの見方・使い方完全ガイド
患者とのコミュニケーションを大切にする
Instagramは一方的な情報発信ツールではなく、コミュニケーションツールです。フォロワーからのコメントやDMには、できるだけ丁寧に返信しましょう。
コメントへの返信は、その人とのコミュニケーションになるだけでなく、他のフォロワーにも「この病院はちゃんと反応してくれる」という印象を与えます。
ストーリーズの質問機能を活用して、フォロワーから質問を募集するのも効果的です。「健康に関する疑問を募集中」「予防接種について聞きたいことはありますか?」といった呼びかけをすることで、双方向のコミュニケーションが生まれます。
医療機関のインスタ運用で注意すべきこと

医療機関のSNS運用には、一般企業とは異なる注意点があります。特に医療広告ガイドラインの遵守は必須です。ここでは、絶対に押さえておくべき注意点を解説します。
医療広告ガイドラインを遵守する
医療機関の広告には、医療法に基づく「医療広告ガイドライン」が適用されます。InstagramなどのSNS投稿も、「誘引性」と「特定性」を持つ場合は広告とみなされ、規制の対象となります。
主な禁止事項
| 禁止事項 | 具体例 |
| 体験談の掲載 | 「この治療を受けて人生が変わりました」などの患者の声 |
| 詳しい説明のないビフォーアフター写真 | 治療内容・費用・リスクの記載がない施術前後の写真 |
| 比較優良広告 | 「〇〇地域No.1」「最高の技術」など |
| 誇大広告 | 「必ず治る」「絶対に痛くない」などの断定表現 |
| 虚偽広告 | 事実と異なる情報の掲載 |
ビフォーアフター写真を掲載する場合の条件
- 治療内容の詳細説明
- 治療期間・回数
- 費用(総額)
- リスクや副作用
これらの情報をすべて併記しない限り、ビフォーアフター写真を掲載することはできません。違反した場合、行政指導や罰則の対象となる可能性があるため、十分な注意が必要です。
個人情報の取り扱いには細心の注意を
医療機関は患者の個人情報を扱うという特性上、SNS投稿には特に慎重になる必要があります。
絶対に投稿してはいけないもの
- 患者のカルテやレントゲン写真
- 患者の顔が写った写真(許可を得ていない場合)
- 患者が特定できる情報(名前、診察券番号など)
- 診療内容が推測できる具体的な記述
院内の様子を撮影する際も、たまたま写り込んだ患者の顔にはモザイク処理を施すなど、配慮が必要です。スタッフや医師の写真を掲載する場合も、事前に本人の許可を得るようにしましょう。
炎上リスクを避けるための投稿チェック体制
SNSは拡散力が強い反面、炎上のリスクも伴います。医療機関が炎上すると、信頼を大きく損なう可能性があるため、投稿前のチェック体制を整えることが重要です。
炎上を防ぐためのチェックポイント
- 医療広告ガイドラインに抵触していないか
- 個人情報が含まれていないか
- 公序良俗に反する内容ではないか
- 誤解を招く表現がないか
- 事実と異なる内容ではないか
可能であれば、投稿前に複数人でチェックすることをおすすめします。院長一人で運用するのではなく、スタッフと分担して確認することで、リスクを大幅に減らすことができます。
病院・クリニックのインスタ活用事例

実際に成功している病院・クリニックのInstagramアカウントを紹介します。それぞれの特徴や工夫を参考にしてください。
湘南藤沢徳洲会病院(採用目的の運用)
湘南藤沢徳洲会病院の公式アカウントは、採用を主な目的として病院で実際に働くスタッフの日常を発信しています。
投稿では研修内容、災害医療支援活動、学会での発表内容などを見ることができます。リール動画では手術前の準備や説明の様子、救急車の助手席に乗った時の様子など、病院スタッフとして働かなければ本来経験することのない内容がわかりやすく説明されています。
このアカウントから学べるポイントは、「採用ターゲットに刺さるリアルな情報」です。求人サイトの文章だけでは伝わらない、実際の業務内容や職場の雰囲気を視覚的に伝えることで、求職者の応募意欲を高めています。
倉敷中央病院(総合病院の情報発信)
倉敷中央病院は、総合病院としてInstagramを効果的に活用している優れた事例です。大規模病院でありながら、親しみやすく、患者や地域住民に寄り添った情報発信を行っています。
このアカウントの特徴は、病院の日常や医療スタッフの活動、地域貢献の様子など、病院の「人」と「想い」が伝わる投稿が中心になっている点です。最新の医療技術や設備の紹介だけでなく、スタッフの研修風景や地域イベントへの参加、季節の行事など、病院を身近に感じられるコンテンツが豊富に発信されています。
このアカウントから学べるポイントは、「大規模病院でも親しみやすさを演出できる」ということです。硬くなりがちな医療機関の情報発信において、人の温かさや地域との繋がりを前面に出すことで、患者に「この病院なら安心して受診できそう」という印象を与えています。
【FAQ】病院・クリニックのインスタ運用でよくある質問

Instagram運用を始める際に、多くの医療機関が抱く疑問にお答えします。
Q1. インスタ運用にどのくらいの時間がかかる?
運用にかかる時間は、投稿の頻度や内容によって異なりますが、週2~3回の投稿であれば、1週間に2~3時間程度が目安です。
- 投稿内容の企画:30分
- 撮影・編集:30分~1時間
- キャプション作成:15分
- 投稿とコメント返信:15分
慣れてくれば、より短時間で質の高い投稿ができるようになります。また、まとめて複数の投稿を作成しておき、予約投稿機能を使うことで、日々の負担を減らすこともできます。
Q2. フォロワーが増えないときはどうすればいい?
フォロワーが増えない場合、まず見直すべきは以下の点です。
- 投稿の質と頻度:週1回以下では認知されにくい。最低でも週2回は投稿しましょう
- ターゲットの明確化:誰に向けた投稿なのかが曖昧になっていないか
- リール動画の活用:フィード投稿だけでなく、リール動画も投稿しているか
フォロワー数は一朝一夕には増えません。継続的な投稿と改善を繰り返すことで、少しずつ増えていきます。焦らず、長期的な視点で取り組むことが大切です。
Q3. 個人アカウントとビジネスアカウントのどちらがいい?
医療機関の運用であれば、ビジネスアカウント(プロアカウント)一択です。
ビジネスアカウントにすることで、以下のメリットがあります。
- インサイト機能が使える(投稿の分析が可能)
- プロフィールに電話番号・メールアドレス・住所を表示できる
- カテゴリラベル(「病院・クリニック」など)が表示される
- Instagram広告が出稿できる
ビジネスアカウントへの切り替えは無料で、いつでも個人アカウントに戻すこともできます。
Instagramのプロアカウントとは?切り替え方法からメリット・デメリットまで徹底解説!
Q4. 広告配信は必要?
Instagram広告は、必須ではありませんが、予算があれば効果的です。
オーガニック投稿(通常の投稿)だけでもフォロワーは増やせますが、広告を使うことで以下のメリットがあります。
- 短期間で認知度を高められる
- 地域や年齢などでターゲットを絞って配信できる
- フォロワー以外の潜在患者にもリーチしやすい
特に開院したばかりの病院や、認知度を短期間で高めたい場合は、広告の活用を検討する価値があります。月1万円程度の少額からでも始められるため、テスト的に試してみるのもおすすめです。
インスタで病院・クリニックの魅力を発信しよう
病院・クリニックにとって、Instagramは集患、採用、ブランディングなど、多方面で効果を発揮するツールです。特に若い世代が情報収集の手段として活用している今、Instagram運用は医療機関にとって「あったらいいもの」から「なくてはならないもの」へと変わりつつあります。
この記事でご紹介した診療科目別の戦略や投稿の種類の使い分け、成功事例を参考に、ぜひあなたの病院・クリニックでもInstagram運用を始めてみてください。医療広告ガイドラインを遵守しながら、患者に寄り添った情報発信を続けることで、地域で信頼される医療機関としての存在感を高めることができます。
フリースタイルエンターテイメントでは、Webサイト・採用サイト・医療系サイトや各種クリエイティブ制作の実績で培った【伝わるデザイン設計】を強みとしたInstagram運用やサポート支援が可能です。企業の広報・マーケティング担当の方で「少ない時間で効果的に運用したい」「見やすいアカウントに整えたい」「伸び悩みを改善したい」など、まずは一度ご相談ください。

