おすすめの病院案内パンフレットデザイン5選

パンフレットによる情報発信は、構成やデザインを自由に企画することができるというメリットがあり、病院案内における主要な方法の1つです。そのような背景もあり、近年では病院の広報担当の方から、病院案内パンフレットや院内の各種広報物の作成依頼をいただく件数が増えてきています。

本記事では、そんな病院案内パンフレットのおすすめデザインを5つ紹介していきます。自院のパンフレットを改善しようと考えている方、新しく広報物を作成しようと考えている方は、必見です!

病院案内パンフレットのデザインが重要な理由

病院案内パンフレットのデザインが重要な理由

院内に置かれるケースや、地域連携の資料として活用されることが多い病院案内パンフレット。自院の強みを簡潔にアピールしたり、雰囲気を表現したりすることが可能であり、情報発信における主要ツールの1つであるといえます。

近年はWebやアプリといったオンラインツールが急速に普及してきていますが、機能やシステムの影響を受けずにデザインすることができる紙媒体のパンフレットは、その自由度の高さから他ツールに劣らず活用され続けています。

パンフレットによる情報発信が重要な理由は多数挙げられますが、ここでは特に大きな3つの理由について見ていきましょう。

紙だからこそできる自由なデザイン

要素の配置や写真・イラストとの組み合わせなど、Webでは実装することが難しいようなデザインも、パンフレットでは比較的容易に表現することができます。

型にはまったデザインでは、どうしても読んでいる方は退屈に感じてしまいます。奇抜で独特なものを作る必要はありませんが、高い自由度でターゲットの印象に残るデザインを生み出しやすいという点は、パンフレットの大きなメリットです。

信頼や誠実さを感じさせることができる

インターネットが普及したことによって、あらゆる情報をWebから入手できるようになりました。しかし、膨大な情報で溢れているが故に、「Webから得られる情報は信憑性が低い」というイメージが形成されていきました。

一方で、Webの信頼性が低下していくのとは反対に、「紙媒体から得られる情報は信頼できる」というイメージも醸成されていきました。たとえWebとパンフレットで全く同じ情報を掲載したとしても、パンフレットから得られる情報のほうが信頼性が高く、誠実であると感じる人は増えてきています。

インターネットに慣れていない高齢者に対する配慮

高齢化が進む日本において、病院を利用する人の年齢の割合は、高齢者が大部分を占めています。そして、高齢の方はWebやアプリなどのインターネットメディアに慣れていない場合が多いです。

どれだけ見やすくてわかりやすいWebサイトを作っても、そのサイトをターゲットに見てもらうことができなければ効果は発揮できません。Webサイトの対策も重要ですが、それと同じくらいパンフレットによる情報発信は大切になります。

見やすい病院案内パンフレットデザイン5選

それではここから、見やすくて伝わりやすい病院案内のパンフレットデザイン5選を紹介していきます。上記で紹介したパンフレット作成が重要な理由を頭に入れながら、確認してみてください。

東北大学病院

東北大学病院

規模の大きさが伝わる東北大学病院の外観が表紙に使用されています。権威のある病院であることがイメージでき、安心できるような表紙となっています。

淡い水色がメインカラーとして設定されており、さわやかで落ち着いた印象を受けるデザインは特徴的。画像だけでなく表やグラフを用いた構成となっているため、テキストだけではわかりづらい内容もイメージしやすい作りとなっています。

さらに、ページの内容によって色数画像数を増減させる工夫も施されているので、メリハリがあって読み進めやすいです。色の組み合わせや画像の配置などを効果的に活用しており、デザインによって生まれるインパクトをうまく利用したパンフレットだといえます。

東北大学病院

豊田地域医療センター

豊田地域医療センター

こちらのパンフレットは弊社の制作実績になります。病院の建て替えに伴い、病院案内パンフレット、看護部パンフレット、健診センターパンフレットなどを一新しました。

オレンジを基調としたカラーリングは柔らかな印象を与え、さらに随所にイラストを配置することで温かい雰囲気がイメージできるようにデザインされています。写真はプロのカメラマンによって撮影されたものを使用しているためパンフレットのデザインとしっかりマッチしており、統一感が感じられます。

地域の方々に信頼される病院として、どの年齢層の方も見やすい構成・デザインを重視して制作されている点が、このパンフレットの特徴です。

済生会熊本病院

済生会熊本病院

済生会熊本病院の特徴は、写真と文字のバランスが良く、見やすいという点です。写真は大きめのサイズで使用しているためインパクトがあり、さらに写真との相互作用が生まれるような大きさ、カラーのフォントで要素を配置していることから、ストレスなく読み進められる構成となっています。

1935年創立の長い歴史を持つ済生会熊本病院のイメージを反映したパンフレットデザインとなっており、随所で確かな実績や信頼感を感じられるような写真が使われています。全体を通して落ち着いたデザインとなっていることからは安定感のある印象も感じられます。

読み手に安心を与えられるようなデザインを検討している方にとっては、特に参考になるパンフレットです。

済生会熊本病院

公立陶生病院

公立陶生病院

こちらのパンフレットも弊社の制作実績になります。病院サイトのリニューアルに伴い、病院案内パンフレットを刷新しました。

青色で統一されたデザインが特徴的で清潔感のある印象を受けますが、尾張東部医療圏唯一の公立病院として堅実さ信頼感をストレートに表現したパンフレットでもあります。デザインはブランディング目線でイメージの統一も図って作られており、ターゲットに配慮した企画・制作が行われています。

QRコードを掲載しているページもあり、スマートフォンとの連携も意識したデザインとなっている点も特徴的です。

小倉記念病院

小倉記念病院

小倉記念病院の最大の特徴は、写真をふんだんに使った構成となっている点です。勤めている方の写真が多く掲載されているため病院のイメージがわきやすく、各写真のクオリティも高いため誠実さが感じられます。

さらに、余白に余裕を持たせて構成されており、すっきりとしていて読みやすい点も小倉記念病院パンフレットの特徴です。全体を通してクールな印象が感じられ、高い技術力最新の医療設備を備えている病院であることを想起させるデザインとなっています。

シンプルでありながらも洗練されたデザインが印象的なパンフレットです。

小倉記念病院

最後に

インターネットメディアを活用して情報を発信することは重要ですが、紙媒体であるパンフレットだからこそ表現できるデザインや、伝えられるメッセージもあります。特に医療業界においてその傾向は顕著に表れています。

自院の病院案内パンフレットがターゲットのニーズを満たすパンフレットとなっているかどうか、今一度分析してみてください。

弊社の病院案内パンフレット制作の実績や詳細は、下記よりご確認いただけます。

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